ソギョン教授の華麗な生活 Lecture 2(5)





みな様

お待たせしました。


今年もあとほんのわずかだというのに…

ソギョン教授

登場です!(爆)

…イヤン(*ノ∇)ゝ



前回の講義からかなり経過していますので
お時間のある方は
本講義に入る前に
復習していただいて、村っとしてから
受講してくださいますよう
お願いいたします。



★「夏物語」のイメージを壊したくない方は、
スルーよろ




前回のお話
ソギョン教授シリーズ「Lecture 2(1)」は、こちらから
ソギョン教授シリーズ「Lecture 2(2)」は、こちらから
ソギョン教授シリーズ「Lecture 2(3)」は、こちらから
ソギョン教授シリーズ「Lecture 2(4)」は、こちらから










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「ボクの講義…受けてみる?」

迷宮@ソギョン教授…

またこのイメージでイッてしまいます~



もうっ…教授ったら…

そ、そんなことまで…

ああ…

いけないわ…(爆)






・∵・∴・У∵・∵・∵・∴・У∵・∵・∵・∴・У∵・∵・∵・∴・У・∵・∴・
 Lecture 2 (5)





ソギョンは、コーヒーの香りに目を覚ました。

「ん…ユナ?」

傍らで寝息を立てていたはずの彼女はいなかった。

「ユナ?」

起き上がったソギョンに、ユナが声をかけた。

「教授…おはようございます。あの…コーヒーいれたんですけど…」

「ああ…おはよう…ユナ…そんなこと、ボクがやるのに…」

ソギョンは急いで着替えながら、言った。

「あ…勝手にすみません」

「いや…いいんだよ」

ユナは、ソギョンのYシャツを羽織っていた。

白く細い足が、すらりとシャツから、のびている。

小鹿のように臆病なところと、
こんな風に男のシャツを勝手に着るような大胆なところが、
妙にアンバランスだった。

(ふふ…おもしろいな…)

ソギョンは、ユナの入れたコーヒーに口をつけながら、
優しい眼で彼女を見つめた。

向かい側に座ったユナが、はずかしそうにうつむいている。

ユナは、ソギョンに愛された昨夜のことを思い出していた。

(教授に何もかも話してしまった…)

しかし、ユナは、彼のことを何も知らない自分に気づいていた。


きっと私には話してくれないだろう。

この人の心をほんの少しでも、のぞくことができたら…

抱えている苦しみを少しでも軽くすることができたら…

たぶん…私にはムリね。

でも…教授…

あなたが好き。

この気持ちは、止められない。


「あの…このシャツ…」

「かまわないよ…」
「それより、このコーヒー、ボクがいれるより、ずっとうまい!」

大げさに言うソギョンに、ユナは顔をあげて、微笑んだ。

そして、また、目を伏せながら、口を開いた。

「教授…私…」

「ん?…どうした?」

「……」

「ああ…もう帰らないといけないね」

「そういえば、夕べから何も食べてなかったっけ…」

「まだ、早いな。もう少ししたら、何か食べに行こうか…」

「教授……」
「私…」
「好きです」

ユナが突然立ち上がり、座っているソギョンにいきなり抱きついた。

「ユナ…」

ソギョンの首に手をまわし、膝の上にちょこんと座る。

「ユナ…」
「急に…どうしたんだ…」

ユナは、ソギョンの胸に顔をうずめるようにしてじっとしている。

ソギョンの鼓動をユナは一生懸命きいていた。

「…ユナ…」
「きいてくれるかな…」
「今さら、こんなことをいうのはおかしいかもしれないけど…」
「ボクは…」

彼の胸でじっとしたたまま、ユナが言った。

「わかってます」
「私…わかってるんです」
「あなたの心には…」

そう言いかけて、ユナは、ソギョンの顔を見上げた。

見つめあうソギョンの目が一瞬揺れた。

触れてほしくない彼の心の中。

「教授…」

ユナは、ソギョンの唇にそっとキスをした。

「ユナ…」

「いいんです…私…このままで…」

ユナが細い腕に力をこめてソギョンにしがみついた。

(ユナ…)

ソギョンは、ユナへの愛しさがこみあげてくるのを感じていた。


今、僕を必要としているユナ。

ああ…

ジョンイン…

君は、僕を必要としていたんだろうか?

ずっと一緒にいると誓ったのに、手を離した僕。

君を守るはずだったのに…

守られたのは僕の方だ。

僕が君を必要としていたんだ。

君は今でも、僕を愛してくれているのか?

こんな僕でも?

今の僕は、精一杯、君を愛することができるのに。


ソギョンは、ユナの冷たく華奢な体をぎゅっと抱き締めた。

ユナの髪から、かすかに雨の匂いがした。

ソギョンの脳裏に、雨に濡れながら、
ジョンインと抱き合った光景がうかびあがる。


なんて、この子の体は冷たいんだ。

あの時の僕も冷たかったんだろうか?

僕を胸に抱きしめてくれた君の体は…

とても温かった…


いつの間にか、ソギョンの胸でユナは泣いていた。

ソギョンは驚いて、ユナの頬に手を当てる。

「ユナ?どうしたんだ?」

「……」

「ユナ…」

ソギョンはユナの髪を撫でる。

「泣き虫だなぁ…」
「また何か、思い出したの?」

ユナが首を横に振る。

「じゃ…どうして?」

「あなたのことを癒してあげられたらいいのに…」

真剣なユナの眼差しに、ソギョンは、一瞬、動揺した。

瞼を軽く閉じて、ふうっと息を吐いた。

そして、ゆっくりと目を開けると、ソギョンはユナの顔を覗き込む。

「ボクのために泣かなくていいっていっただろう?」

ユナは、うなづくと、目をこすりながら、必死で笑顔をつくろうとしていた。

ソギョンは、真顔で言った。

「…ボクのことはいいんだよ」

ユナは、潤んだ目で彼を見ている。

「ユナ…」

ソギョンの唇が、そっとユナの唇に重なった。

「キミには、元気になってほしいんだ…」

「教…授…」

彼女の言葉をさえぎるように、ソギョンが唇をまた重ねる。

「ンンン…っ」

彼は、ユナの頬を両方の手のひらで包み込むようにしながら、
キスを繰り返した。

彼女の口の中を、彼の舌が彷徨い、
歯を撫でるようにしながら、彼女の舌を絡めとる。

彼女は、彼の舌にされるがままになっている。

深く深く吸われ、ユナはすっかり夢中になっていた。

「あふ…ン」


ユナ…

自分も苦しいはずなのに
僕の傷を知ろうというのか…

そんなことはいいんだ…

僕はつらくはないんだ。

つらいのは…
彼女の方だったはずだから。

あの時、彼女の手を離してしまった僕の償い。

だから、僕は待ち続ける。



(教授…)


あなたの心に、誰かがいたとしてもかまわない。

私は、あなたが好き。

今は、目の前の私を愛して…


ユナが、身を捩る。

昨夜のソギョンの愛撫が生々しく刻み込まれている彼女の体は、
すぐに反応しはじめた。

ソギョンは、唇を離し、ユナの細い体を抱き上げると
ベッドルームに運んだ。

彼女をベッドに下ろすと、じっと見つめる。

「ユナ…」

ユナは、ソギョンを見つめ返してから、目を閉じた。

ソギョンは、彼女のYシャツのボタンを順に外していく。

胸を開くと白いブラジャーに包まれた二つの膨らみが、
上下している。

ブラジャーを上にずらすと、白い膨らみは淫らな形で、彼を誘った。

その一方の先端を、ソギョンは、口に含む。

「あンっ…」

ピンクの先端は、彼の口の中で転がされると、すぐにそそり立った。

ユナが身悶え始める。

ソギョンは、ユナの下着に指をかけると、足首までするりとおろした。

そして、それを見計らったように
少し足を開いたユナの奥の襞に指を這わせる。

そこは、十分に蜜をたたえていて、彼の指に絡みついた。

(ユナ…)

ソギョンが、探るようにグッと指を差し入れると、
ユナは、片方の膝を少し立てて、体をビクっとさせた。

「あぁっ…教授…」

ユナが少し仰け反りながら、声をあげる。

そんな彼女に、ソギョンは、湧き上がってくる衝動を感じていた。

彼の指の動きに合わせて、ユナが腰をつきだしてくる。

「ユナ…気持ちいい?」

ユナは、うっとりとした目をしながら、うなづいていた。

彼女の半開きの口からは、甘酸っぱい吐息が漏れてくる。

「あっ…あっ…」


今はただ…

愛されたい…

愛したい…


自分の中の女が激しく彼を求めている。

どうしようもない渇望感が、ユナを支配していた。



ユナの白い裸身を見下ろしながら
ソギョンは、すべてを脱ぐと
その張りのある肉体をユナの肌にぴったりと重ねる。

そして、ゆっくりと華奢な彼女の身体を貫いていく。

「あぁっ…教授…」
「教授…もっと…」

ユナは、ソギョンにしがみつきながら、声をあげた。

「ユナ…」
「そうだよ…ボクを感じて…」

自分の前で、女に変化していくユナ。

こんなにも自分を求める彼女を、彼はたまらなくかわいいと思った。

彼女の望むように、愛してやりたい…


「教授…私…」

ユナが、恍惚とした表情をしながら、ソギョンをまっすぐに見つめた。

「ユナ…わかってる…」

彼の動きが速くなり、ユナも呼応して登りつめる。

「ああぁぁっ…」

二人は、体を震わせ、やがて果てた。




    *     *     *     *     *





夏休みが終わり、大学には学生たちの声といつもの空気が戻っていた。

ハリョンが、ソギョンの研究室のドアを叩く。

「教授…いらっしゃいますか?」

ドア越しにハリョンが、声をかける。

「ああ…」

いつものように、落ち着いた低いソギョンの声がした。

すっかりうれしくなったハリョンは、勢いよくドアを開けた。

「教授!」
「また…お手伝いにきました…」

「ハリョン…」
「元気だったかい?」

「はい…教授…」

すっかり日に焼けたハリョンの健康的な笑顔が眩しかった。

「海に行ったので、こんなに焼けちゃいました…」

「いいよ…」
「とても健康そうだ…」

おだやかに微笑むソギョンを見て、ハリョンはうれしくなった。

「あの…」

いいかけて、ハリョンはやめた。


教授は、夏休み、どう過ごされていたんですか?

私、教授のことばかり、考えてました。

こんなことなら、研究室にくればよかった。

私…


昼休み、ソギョンは、ハリョンと、構内を歩いていた。

「ハリョン…午後の予定は?」

「はい…」
「講義が、ひとつだけ…」
「でも…その後は……」

ハリョンが言いかけたとき、生垣の向こうから声がした。

「教授!」

ソギョンが、呼ばれる方に目を向けると
ユナが、一生懸命手を振っている。

「ああ…」

ソギョンは、一瞬微笑んだ。

ユナは、ソギョンの笑顔を見ると、
ぺこりとお辞儀をして、また友達と歩いていった。

ユナと一緒にいた友達のスジンが、驚いた顔できいた。

「ユナ…」
「ユン教授、知ってるの?」

「え?」
「うん…まぁね…」

「へぇ…親しそうじゃない?」

「研究室に行ったことがあるだけよ…」

「へぇ…研究室に?ねぇ…何よ…教えなさいよ…」

「フフ…秘密…」

ユナたちの楽しそうな笑い声が、遠くなっていった。

(ユナ…)

何かを思い出したように微笑むソギョンの優しい横顔を
ハリョンは、見つめていた。

「元気になってよかった…」

呟いた彼にハリョンは、きいた。

「あの…」
「教授?」
「もしかして…夏休みの間、彼女とお会いになったんですか?」

「ん?」

真剣な顔の彼女を見て、ソギョンは、ごく当然なことのように答えた。

「ああ…研究室に訪ねてきたよ…」

「それで…?」

少し咎めるような口調でハリョンは、言った。

「それだけだよ…」

「本当ですか?」

ハリョンの目が心なしか、潤んでいる。

ソギョンは、苦笑しながら言った。

「キミには、隠せないな…」
「実は…」
「うちに来たんだ」
「雨で濡れて…」
「たいへんだったんだよ」

「え?教授のご自宅に?」
「私…」
「理解できません…」

ハリョンは、すっかりあきれていた。

(あの子が?教授の家に行ったなんて…)
(信じられない!私ですら、行ったことないのに…)


「だろうな…」
「みんなそういうだろう」
「ボクは、変人だから…」

「いえ…そういう意味じゃなくて…」

(一体、二人は…?)
(ああ…だめだめ。私ったら…何を教授に聞こうとしているの?)
(みっともないわ…)

ハリョンは、彼を責めてしまいそうな自分に気づいた。

そして、パッといつもの優等生らしい表情に変わると、言った。

「教授が変わっているのには、もう慣れました!」

そして、悪戯っぽい眼をして、彼の反応を見た。

「ハリョン…」
「キミは、いい奥さんになれるよ…」
「じゃ、今度、うちの書庫の片付けに来てくれるかな?」

「教授…」

ハリョンは、ため息まじりに微笑んでいた。


こんなに、心配してるのに…

わかってもらえないんだから。

ソギョン教授…

最近は、気軽に話してくれるようになったけど、
この人の心の中には、やっぱり踏み込めない。


ソギョンは、優しい目をして、ハリョンを見ていた。


こんな風にからかうと…

君はすごくムキになったよね…

心の中にしまいこんでいる大切な夏の思い出。

君は、きっとあきれていたんだろうな…

こんな僕のこと…


ソギョンは、またいつもの遠い目をした。



心地いい風が、秋の気配を運んでくる。

また、夏が終わった。





fine
・∵・∴・У∵・∵・∵・∴・У∵・∵・∵・∴・У∵・∵・∵・∴・У・∵・∴・



今回の教授のlecture

やっと終わりました。ふぅ…

ストーリーの季節は、まだ夏の終わったばかり。

もう、冬期講義、いや正月特訓ですよね~(爆)


お許しくださいね。

予定以上に長いお話になってしまいました。

読んでいただいたみな様

ありがとうございます。


レビューは、別トピです。こちらから



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by leejewel | 2008-12-30 10:49 | 創作文「夏物語」
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