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「シークレット・ガーデン」を観ました。



遅ればせながら
「シークレット・ガーデン」 
観ました。(爆)


じゅえるのレビューです。

詳しい内容には触れてませんが
少しネタバレを含みますので

ネタバレいやな方はご遠慮ください。




。。。。。。。
ちょっと長いですよ。(笑)


韓国ドラマによくある、御曹司と貧しい女性のラブストーリーなんですが…

ヒョンビン演じる御曹司ジュウォンのリッチさが

ぱねぇ!(爆)

そして、その上流さ加減がしつこいくらいに描かれているんです。
どれほど偉いんですか?っていいたくなるくらい。(笑)

韓国って、こんなに貧富の差があるの???


実は、私も、大人になってから、初めてタコヤキを食べたという、かなり上流なお育ちでして。<全然違うと思う。(爆)


私がいいなって思ったのが、その御曹司ジュウォンの家ですね。

家の中が、無機質で、外は、自然に囲まれていて、すごく素敵。

池もあるんだけど、手入れがいいのかな?
蚊とかに悩まされないんでしょうか?
ちょっと心配になりました。(笑)


◆キル・ライム

貧しいヒロイン、キル・ライムを演じるのがハ・ジウォン。

貧しくても、エネルギッシュなスタントウーマンです。


ハ・ジウォンちゃんって、好きな女優さんの一人なんですが…
出会いは「チェオクの剣」でした。

そして、ドラマ「ファン・ジニ」では、妓生ファン・ジニが、綱渡りしながら、踊るっていうシーンなんだけど、代役なしで高い綱の上で演技してるメイキングを見て、すごいなって思いました。

それから、ドンウォンくん見たさの「デュエリスト」。
これは、内容は、なんてことないなんだけど…(笑)
「シークレット・ガーデン」のヒロイン、キル・ライムちゃんを見ていてずっと思い出していたのが、この「デュエリスト」なんですよね。

「シークレット・ガーデン」より5年も前の作品だけど、ほんと、キル・ライムがそこにいます。(笑)

韓服似合うな…って、ヒョンビンの台詞にあるんだけど、ほんと似合うのよ、彼女。^^

もちろん、今回のスタントウーマンもハマってました。

それに、臥薪嘗胆ヒロインが、ハマり役。(爆)

そのがまん強さも、このドラマでは、かなり変化球ありで、楽しめましたね。

強さと脆さを表現するのが上手になったな~


レンタルになってた「第7鉱区」今度、見ようっと。



◆ジュウォンの母親

息子や娘のために、めちゃくちゃ意地悪になる母親って、韓国ドラマでは定番だけど、このキム・ジュウォンの母親って、私が見た少ないドラマの中でも恐らく一番、筋金入りの悪い母親だわ!

こーでなくちゃ、一族の資産も名誉も守れないのかもしれない。(笑)

ほんっと、妥協なし。
家のためには、愛する息子も切る母親。
すごい。

人間的にどうなの?とか、そんな道理はノープロブレム。

この母親が「法律」なのよね。(笑)

彼女は、当然、身分も育ちも違うライムとの結婚を認めるはずないんだけど、その拒否ップリが、ぱねぇっ!(爆)

紆余曲折の末、それでも、ライムを選ぼうとする息子ジュウォンに、資産、名誉、数えきれないものを与えられていて、この上、愛まで欲しいと言うのか?っていうようなことを、浴びせるんだけど、ここ、哀しい彼女の心が、垣間見えるのよね。

かわいそうな人だわ。

どーせ、ラスト、和解できて結婚式?なんていう視聴者の甘い期待を裏切って、厳しい現実を叩きつけるとこも、今風でよかった。

あれも、この母親のギリギリラインの愛情なのよね。


◆キル・ライムちゃんのお父さん

この人が全ての縁の始まりなんだけど、マジックを仕掛けるあたりが、怪しくて。(笑)
ほんとに、真面目な消防隊長?ってずっと怪しんでいたんだけど、それは、「トンイ」で怪しいキム・ファン道士を演っていて、それが私の中に焼きついてたからなのよね。(笑)

自らの命を賭して、ジュウォンを助ける火災事故の話、すごくよかった。
ドラマの回想シーンにしては、ヒョンビンとお父さんの迫真の演技に、感動してしまった。



◆御曹司キム・ジュウォン

わざわざレビューまで書いて、こんなこというのもいうのもなんですが…

実は、私、ヒョンビンの顔が苦手でして…

最初から最後まで、全く好きになれませんでした。ごめん。(笑)

メロドラマの場合、普通、ヒロインが心を寄せる相手を好きになりながら、見て行くもんじゃない?

なのに、これは、まったくそうじゃないから、半分まで、苦行のようでした。(爆)

しかも、じゅえるの苦手なラブコメ!(爆)

じゃ、なんで、見たんだよ、20話も!って突っ込まれても当然なんですが…アハハ。

このドラマが、多くの人を魅了したワケが知りたかったんですよね。

それに、最後まで引っ張っってくれたのは、ヒョンビンとハ・ジウォンの演技のうまさと、シナリオの妙だったと思います。

このドラマが大ヒットし、韓国で社会現象まで巻き起こし?第47回百想芸術大賞のテレビ作品賞をとり、テレビ部門でヒョンビンが大賞をとったのも頷けます。

※私たちの彼は映画部門で大賞でした。^^


二人の愛を成就させるため、男として最後の決意をし、泣きながら、キル・ライムあての手紙を書くジュウォン。
愛を貫きとおし、全てを捨てるジュウォン、よかったです。

ヒョンビンって、王子様役が似合いますね。

ファンのみな様は、除隊の日を心待ちにしていることでしょう。

ヒョンビンとタン・ウェイちゃんの「晩秋(レイト・オータム)」、ぜひ、見たいですね。




そして…
このドラマで、私にとって、ネックだったのが…

いくらファンタジー好きの私でも、いまさら、男女の魂が入れ替わる話は、初め受け入れ難かったことでした。
ましてや、この二人の俳優に、あんな恥ずかしい演技をさせてと、最初の頃、すごく抵抗がありました。

しかし、次の入れ替わり、ラストに向けての入れ替わりは、ほんとに、シークレット・ガーデンの魔法です。(笑)

愛する相手と魂が入れ替わるって…
考えてみたら、かなりエロティックだよね?(笑)

相手の体を自由に…

あ、そこのあなた、変なこと考えてる?

そうそう、それよ。

だから、何?(爆)



詳しく書きませんが、ラストに向けて、ああいう展開にするために、いや、ある意味、ここまで壮絶な愛を描くために、「入れ替わり」という現実的には滑稽で、ありえねぇ~っていう手法をもってきたのかと、今も、感嘆してます。

入れ替わるということは、相手として生きていくこと。
いえ、相手と共に生きていくこと。

この変換が、見事でした。
やられたっ!って思いましたね。

脚本家キム・ウンスクの凄さかな。


ドラマの中に度々、登場する「人魚姫」のお話。

愛する相手を守るために泡になるっていう展開は、このドラマのキーで、ちょっと前のドラマだったら、そこで、ハイ!号泣で終わるんだろうけど、終わらないとこが、このドラマの面白さ。 

新しい大人のファンタジードラマの最高峰じゃないでしょうかね。



ストーリー展開にも、配役にもそつがなく、最初、嫌いだったスルちゃんが、どんどんいい女になっていくのもよかった。

韓流スターOSKAは、濃すぎて…ちょっとね。(爆)
でも、日本語のセリフまで、いい味出してましたよ、ユン・サンヒョン。


イム監督、男は黙って…みたいなステキな人物でしたね。
続きがあるのなら、イム監督、ジュウォンの妹とうまくいってほしいです。(笑)
偶然、ニューヨークで、彼女を助けるとか…



たぶん、繰り返し観ることはないと思いますが、いいドラマでした。^^


まだ観ていないみな様の中で

あら!私、最近、胸キュン度が足りないわ…とか(爆)

ロマンティックな気分になりたいの~っていう方がいらっしゃったら、お勧めです。


NHK海外ドラマBSプレミアムでやってるようです。

「シークレット・ガーデン」
by leejewel | 2012-06-17 11:16 | ドラマの話
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