人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ヴァンパイア映画三本立て!(爆)



どうしたわけか…

ヴァンパイア映画3本も
観てしまいました。(爆)

ロードショー&DVDレビューです。


ご覧になった方もいらっしゃるでしょうが…

びょん界も静かなので
お暇な方はどうぞ。(笑)






。。。。。。。



『エクリプス』  公式サイトはこちら

★観た理由

本屋さんで目についた原作本「トワイライト」を立ち読みし面白かったので、映画化されたDVDの2作品を観ました。
今回は、ロードショーで観ようと思ったので。


★レビュー

一言でいうと、ヴァンパイア(エドワード)とウルフマン(ジェイコブ)の両方に愛された女の子(ベラ)のファンタジーなんですが、考えてみたら、これ、すごいっていうか、欲張りな話ですよね。(笑)

今回の映画では、ベラを肉食系ヴァンパイアから守るため、このライバル同士が力を合わせることになるわけだけど、たとえモンスターでも男は男!

取り合う二人の男の板挟みになるヒロイン。
ああ、つらいわ~よくわかる。←経験あり?(爆)


まるで韓ドラなみのドラマ展開に、みるみる虜になるわけです。(笑)

原作はベストセラー作品。
ヒロイン目線で展開され、心の動きが細かく描かれていて、ヒロインの心の揺れが、読者の心を揺さぶるのでしょう。

『エクリプス』のヒロインの面白いところは、ヴァンパイアの彼と生きることを望み、人間であることを捨てて自身もヴァンパイアになりたいと願うところなんですよね。

この三人の愛の行方を軸にヴァンパイアの中の派閥争い?と、ヴァンパイアと敵対するウルフ一族の戦いなどなど、ファンタジー炸裂。

アクションがかっこよく、でっかい狼と凶暴なヴァンパイアとの戦いのSFXは、見応え十分です。
でも、エグさは微塵もありません。
ヴァンパイアものでも、真っ赤な血がドクドクなんていう映画ではなく、とても美しい愛の物語です。

そのせいか、もう、KISSシーン多発。(爆)
やはりハリスタさんは、若くてもお上手で、あっちでこっちでちゅうちゅうされても、絵になるんですよ。

イヤン(*ノ∇)ゝ

ああ…彼の濃厚ちゅうが見たくなる…ボソッ

でっかいウルフたちの毛のふさふさ感は、なにやら、ファッションショーの毛皮な彼を彷彿とさせますです。(笑)


1作目、2作目は、DVDで観ましたが、この3作目が一番おもしろかったですね。
もちろん、シリーズを知らなくても、この映画だけで、充分楽しめる内容です。

私は、原作の熱烈ファン(トワイライター)ではありませんが、この映画は、見事に原作の「トワイライト」の世界観を映像で表現していると思いました。

とにかくエドワードの家族が、古風で繊細で、妖しくて、これがヴァンパイア一族の基本形みたいに美しい。
古風なのは、彼らはもう長い年月を生きているからなんですが…

エドワードたちは草食系ヴァンパイアなので(笑)人間と共存していきていこうという一族です。
この家族は、もちろん、血縁があるわけじゃありません。
それぞれの時代に、ヴァンパイアと遭遇し、それぞれの事情で、ヴァンパイアになって…
ヴァンパイアになったことを苦悩しながら生きているのです。

南北戦争が出てきたり、サブストーリーもおもしろくて、よく練られてるなぁ~と思いました。

続編を楽しみにしたい映画ですね。

まだ、ロードショー中です。
素敵なヴァンパイアに会いたい方は、おすすめ。





『30デイズナイト』  公式サイトはこちら

★観た理由

ロードショーのとき、ジュシュの映画だと知って、DVDになったら観ようと思ったので。

極夜という設定がおもしろいと思ったから。

★レビュー

で、どんな映画なのっ?by台場の母(爆)

一言でいえば、やべぇ~エグいホラー観ちまった…です。(泣)

ジュシュ、なんで、こんな映画に出たのっ?by台場の母(爆)


舞台は、夏は日の沈まない白夜、冬には30日間太陽が昇らない極夜が訪れるアメリカ最北の町アラスカ州バロウ。
陽が昇らないなんて、ヴァンパイアにはもってこいの設定ですよね。
今までなんで思いつかなかったんだろう。(笑)

雪と氷と闇に閉ざされた街で、人間を襲いまくるヴァンパイアの皆さん、そんなに腹ペコだったのか?と思うくらいでした。(笑)

ここに出演のヴァンパイアたちは、美しくありません。
残酷で凶暴、ものすごい形相で、ゾンビっぽいっていうか。
ただ、瞳孔が開いたおめめは、黒目がちでなんだか可愛いんですが。(笑)

絶対、襲われたくないタイプのヴァンパイアでした。(爆)

その襲い方もエグいですが、彼らを倒す方法もエグい。
首を斬らないと、生き返るので、そのグロさったら、ああっ…だめっ…

きっと『悪魔~』なんて吹っ飛ぶくらいですよ~

この映画のこと、調べてたら、もうすっかりホラー映画のサイトにハマってしまって…
やっと戻って来れました。(爆)


私、じゅえる…

言っときますが、ホラー好きじゃありませんからぁ~←え?そうだったんだ…(笑)



ジョシュ演じる保安官の妻は、実は、離婚して街を離れたかったのですが、ヴァンパイアに襲われながら、夫と二人で住民たちを助けてサバイバルすることになります。
死に直面した人間の本性を目の当たりにし、夫のこと、家族のことを考え、やりなおそうと思います。

最後、ヴァンパイアに囲まれた妻を助けるため、夫のジョシュは、とんでもない手段を選ぶのです。

「人の心を失わずにヴァンパイアの力を手にできるはずだ…」

ジョシュが、究極の決断をするこのシーン、実にヒューマンちっくで感動的…うるるっ

ヴァンパイアに変化しそうになり、やむなく命を絶った友だちの血液を注入し、ヴァンパイアになっていくジョシュ。
瞳孔開いて、黒目がちの可愛いヴァンパイアに変身。

あら、なんだかトム様似。←おい!(爆)


そして、ヴァンパイア軍団と戦い、見事ボスを倒した時、奇しくも白々と夜が明けます。

30日間が過ぎたのです。

そのせいか、いつのまにか、ヴァンパイアたちも姿を消します。


「(奴らと)一緒に行った方がいいか?」

私は、てっきり、ジョシュが次のボスになる皮肉な運命を描いたお話かと思いきや、想定内のヒューマンな展開。

いくら街と家族を救うためとはいえ、身を捨ててヴァンパイアになったジョシュに、陽の光が。

朝陽を見ながら、妻に抱き寄せられ、苦しみながらボロボロの灰と化していくジョシュの姿でラストでした。

なんだか「サースト」ちっく。
こちらの方が、全米公開は先でしたね。


あ~んなにエグさ満点だった今までをすっかり忘れさせるラストに、愛なのね…と感無量。

あ、これ、結局、ジョシュのHEROものだったんだ。(笑)



ふと考えます。

もしかして、愛する人がヴァンパイアになったら?

ンなこと、絶対ないけど。(笑)

人間の心を失わないでいることが条件ですが、自分の血をすこしずつあげて、あとは、輸血用の血を調達するとかして、共存を選びますね。
だって愛する人には、絶対、灰になってほしくないんだもん。

エゴかもしれませんが。^^





『ダレンシャン』  シネマトゥデイ「ダレンシャン」

★観た理由

ハーフヴァンパイアの話に興味惹かれて。(笑)


★レビュー

毒グモに噛まれた親友を助けるため、ハーフヴァンパイアになった少年が、ヴァンパイア修業を積んで、気高き善良ヴァンパイアと残忍凶暴なヴァンパニーズとの戦いに巻き込まれていくお話です。

主人公は、人間たちから疎まれた能力を持つフリークという人達の集まるサーカスの一座に身を寄せるのですが、そのサーカスの団長役が、なんと渡辺謙さんで、もちろん、セリフの英語も全然違和感なくて、こんなに普通にハリウッド映画に出てるんだって超驚きました。
謙さん、ハリスタだったんですね~すいません。(笑)

この作品、全然エグさはなく、ファンタジー&青春映画って感じで、面白かったです。

ここでも、主人公の少年は、人間の心を失わないように、血を吸わないのです。
だんだん、力を失っていく少年。

凶暴なヴァンパニーズに師匠が襲われて、戦わなくちゃいけないのに、役立たずな少年に、ガールフレンドが血をちょっとだけあげて、復活します。

そこが微笑ましい。(笑)

ラスト、キスしていい?って少年がきいたときに、彼女が、血をあげたでしょっていうんですよ。
あ、ちょっと、違ってたら、ごめんなさい。^^

つまり、あなたに血をあげた私は、もうあなたのモノだから…っていう意味だと思うんだけど、すごくコケティッシュで、ああ、青春っていいなって思いました。(笑)

続編が期待されます。

大人も子供も楽しめる仕上がりで、続編が、ロードショーになったら、観にいこうかなって思う作品でした。



。。。。。。。



ありえね~って、ファンタジーものにどっぷり浸かってしまいましたが。

ヴァンパイアものって、だいたいが、永遠の命をもつヴァンパイアの哀しさと人間の心を失いたくないという強烈な想いがストーリーに込められていますよね。

滅びの美学を感じます。


いろんなヴァンパイアものを観てきてますが…
やはり、ヴァンパイアは、美しくないといけません。(笑)

美しい男に、Kissされるのを待っている女が、細い首筋に牙をつきたてられ、血を吸われながら、官能に喘ぐシーンがないとね…

イヤン(*ノ∇)ゝ


彼みたいな男が、ヴァンパイアだったら、きっと、最後の一滴まで、捧げちゃうでしょう。(笑)

ああンっ…



彼も、ファンタジー作品に出てほしいな…

ヴァンパイアじゃなくていいから。(笑)

できれば、ラブストーリーで。
by leejewel | 2010-12-06 16:29 | 映画の話
<< ローソンにて。 BABYといっしょ。 >>